お客様におかれましては、平素、当社店舗をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。また、当社をご支援いただいておりますお取引先各社様には、厚く御礼申し上げます。
2019年12月に中国で発生したコロナの影響はほぼ無くなり、その結果経済活動の大原則である外国人を含めた「人流」が復活し、経済回復傾向は続いています。
しかし、昨夏世間を騒がせた米不足による米価高騰、引き続きの食肉価格等上昇の一方、そのコストアップを解消するほどの実質的な所得増にはまだまだ至らないなど、国内生活環境は厳しい状況が続いています。
そして、22年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻は未だその出口は見えず、そして、中東での紛争も一時的には停戦状況となっていますが未だ火種が完全に消えた訳ではありませんので、悲惨な状況が続いています。
また、国内外ともに選挙で新たなTOPが選ばれましたが、まだ将来は見えていません。
そうした中で、当社は経営方針を「未来への挑戦」とし、来る2025年の創業60周年のVisionである『未来から選ばれる企業へ』の実現に向けて、様々な挑戦に取り組んで参りましたし、25年もその流れを更に加速して参ります。
我々が意味する『未来』とは、「未来のお客様」「未来の仲間」そして「未来社会」であります。
「未来のお客様」においては、既存業態において様々なブラッシュアップを続け、ワン・ダイニングでは新たなる業態として24年7月「ABURIYA arata KITTE OSAKA」を、25年3月には和牛懐石「わ美」をグラングリーンにオープン致します。新地域としては熊本初出店となる「ワンカルビ光の森店」を24年12月にオープンし、初海外出店となります焼肉食べ放題業態店舗をベトナムホーチミンに25年7月1日にオープンする予定です。また、4月には関西・大阪万博で大阪外食産業協会のパビリオン内に出展を致します。ダイリキでは30年ぶりの関東復活地域出店となる「ダイリキIY久喜店」を24年11月15日にオープン致しました。同店内に今年5月頃「ひとり焼肉+お弁当」の新たなフォーマットを追加オープンする予定をしており、今後柔軟性をもった複合業態を推進致します。
そうした新業態・新地域において、未来のお客様のご支持を目指して参ります。
「未来の仲間」においては、「働き甲斐と働きやすさ」を同時実現し、多様な価値観にも適応出来る人事処遇制度への取り組みをスタートさせました。今後も様々なキャリアパスプランを構築して参ります。
「未来社会」においては、世界的に今後事業活動において必須となるSDGsの経営をシンカ推進していて、SDGsアワードを申請いたしました。また、「健康経営」も5年連続で「健康経営優良法人」に認定され、今後ホワイト500認定も目指します。
こうした取り組みを更にシンカさせ『未来から選ばれる企業へ』を実現するために、今年3月1日で3社を合併し、株式会社1&Dとして再スタートを切ることになりました。
Vision実現のためのミッションを
「日本ならでは価値を再定義し、日本、そして世界の人々を幸せにする」と定め、新組織体制の元に様々な施策を通じて是非とも1&Dに関わる全ての人々が『輝』く年にしていきたいと願っています。
今後我々を取り巻く事業環境は全く予測出来ません、しかし、未来を創造することは可能です。
感謝~振り返った時に今までの繋がりに「ありがとう」と思える『輝』かしい「過去」。
気づき~いつも通りの毎日でも巡り合いで今日があり、認めてあげたり、褒められたり、日常が素敵だと気づける『輝』ける「現在」。
ワクワク~これからの未来で、嬉しく思える『輝』きに出会える「未来」。
25年はこれからの我々の未来を創造する極めて重要な一年となります。
今年も私たちは目標の実現に向け、邁進する所存でございます。今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。